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【住宅購入】予定金額は4500万円。頭金は極力なしにしたいのですが大丈夫ですか?<磐田市30代男性>

K様(30代男性)


住宅購入、ライフプラン検討


住宅購入についてのご相談です。
頭金は極力なしで、全額を住宅ローンにしても購入可能なのか、今後のライフプランとキャッシュフロー表から判断したいとのことでした。

J-FLECの割引クーポンを利用していただきました。
クーポン利用で相談料が1時間あたり2000円(最大3時間)になります。

ご依頼の経緯

ご相談者のKさんは公務員でお子様はまだ小さく、奥様は現在育休中です。

奥様は復職を予定しているようですが、今後の収入やお子様の教育費などを含めて、予定した住宅を購入しても今後の生活が問題ないかを相談しに来てくれました。

ご相談の回答やFPからのメッセージ

ヒアリングさせていただいた内容からは、大きな問題が発生する可能性は低いと判断しました。

借入金額は年収の何倍までは大丈夫と考えるよりも、将来までお金がいくらかかるのかライフプラン(キャッシュフロー表)を作って返済可能な金額を検討しましょう。同じ年収でも家族構成や支出金額で変わってきます。

ただし、今後生活費や教育費の増加などによって、キャッシュフロー表の結果が変化することもあります。定期的にご自身でもキャッシュフロー表を見直して将来的な資金が不足しないかをチェックしてください。

当事務所では相談時に使用したキャッシュフロー表を無料で提供いたします。ご自身でも定期的にチェックしてください。

以下のようなポイントを説明させていただきました。

総支払額よりも安全性を重視

通常は総支払額を小さくする方向で考えることが一般的です。例えば頭金を増やしてローン残高を減らしたり、繰上げ返済をするといったものです。ただし、それ以上に重要なのは預貯金などの資産残高が将来まで(一時的にでも)ゼロにならないことです。

Kさんの場合は以下のようなポイントがありました。

検討ポイント
  • 諸費用の支払いや車購入などで直近は現金が減少する
  • 直近数年間は育児のため奥様の収入を抑える予定
  • お子様の成長に合わせて時短勤務~通常勤務に戻る
  • 子供は大学まで進学予定。大学は私立文系で試算
  • 退職金の金額と確度が高い

特に奥様が正式に復職された後のお二人合計の収入が高水準で安定しており、さらに年金額の金額がかなり大きい見込みであるため、お子様が大学卒業されるまでは現金をできるだけ減らさない方向のほうが安全性が高まると考えました。ローンを完済してすっきりしたいということであれば、退職金を利用するのが良いと思います。

支出は定期的な見直しを

ヒアリングさせていただいた現在の支出にはほとんど無駄がありません。今後はお子様の成長に従い、食費や衣服などの費用が増える可能性があります。習い事などの教育費なども増えるかもしれないとのことでしたので、定期的に支出とキャッシュフロー表を見直すようにしてください。

リスク資産の割合が多いが、長期運用を検討されているので大きな修正はなし

資産運用はすでにNISAやiDeCoを利用しており、毎月かなりの金額を運用に回しているのでこのまま続けてもらえばよいと思います。ただし、運用が株式(株式の投資信託を含む)に偏っており、住宅購入の諸費用や車購入などで預貯金を利用する場合、リスク遺産の割合がかなり高くなる点はやや注意が必要です。

Kさんの場合は、生活防衛費として2年間分ほどの現金を確保しているのでそれほど心配する必要はありませんが、現金の割合に不安を覚える場合は、毎月の運用額を若干減らして預貯金を増やすなどすればよいでしょう。債券系の資産運用など、株式以外でリスクが低めの運用割合を増やす方法もあります。

リスクを減らすために60歳以降も働く選択肢も

ご夫婦ともに60歳での退職をご希望でした。金銭的には60歳で退職しても問題ない可能性は高そうです。

とはいえ、60歳から年金受給開始まで資産を取り崩しての生活を続けるのはやや不安を覚えてくるかもしれません。現在の計画ではこの間も住宅ローンの支払いが続きます。

フルタイムでなくてもよいので、老後も働き続けると将来の金銭的なリスクを抑えることに繋がります。働くことで社会との繋がりを持っておくこともメリットとして挙げられると思います。「最終的にいつまで働き続けるのか?」も時々検討していただくのが良いかもしれません。

お客様の感想

<Kさんの感想>
資産の状況が見える化されて将来のイメージがわかりやすかったです。
株式等との割合についても説明いただき、参考になりました。

すでにかなりの金額を預貯金や運用されており素晴らしいと思います。
さらに、現在の支出はほとんど無駄がありません。とはいえ、今後支出が増えることもあるので、定期的にキャッシュフロー表を見直してください。

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